実は、10月17日水曜日に左足を軽く捻挫しました。
病院に行ったわけではないので、捻挫というのは僕の勝手な判断ですが・・・。
軽いと言えば軽かったのかもしれませんが、実際に次の日起きたらとてもじゃないけど足が床につけず、『ちょっと仕事で迷惑かけるかもしれない。』という考えが頭をよぎりもしました。
最寄の駅までの徒歩は、ベビーカーで長男を連れて買い物に行く奥さんの肩を借りて、なんとか足を引きずりながら辿り着いたほどでした。
最寄り駅は地下鉄なので、下り階段の入り口からは一人で、地下4階まで歩くことになります。横浜市営地下鉄は深いのです。
その日は指導現場まで、横浜駅で乗り換えて東横線に乗っていきます。
ここで痛みに頭の考えをフォーカスしてしまうと、『こんなに痛い自分はかわいそう。』とか、“痛み自慢”が始まってしまいそうですが、そうではありません。
僕は実はワクワクしていたのです。
『この負傷した状況でも、横浜駅や中目黒で一番美しく歩いちゃうぞ。』と。
そこからは僕の心の中は勝手な物語。
人ごみの中、痛いはずの左足の“痛くないポジション”かつ“スムーズな動き”を探しながら颯爽と歩きました。
向こうからは、『ってゆーか。』とか言いながら歩いている放課後らしき女子高生が3人組でダラダラ歩いてきた。
相手ではない。楽勝!
あっちからは、忙しそうに慌ただしく買い物に急いでいるようなマダム。
真剣な眼差しには敬意を表するものの、歩き方では勝ってる!勝ってる!
おっと!こっちからは上下スーツが決まっている、バリバリ仕事してそうなオーラのあるビジネスマン。
なかなかの強敵。しかし、『あなたは、仕事は出来るだろう。しかし、私が今まさに捻挫をしていることには気づくまい。』と、左足がズキッと痛みながらも、足の運びは私の勝利!
ぬぬっ!姿勢良い色男と色女(?)の二人組み。
しかしながら、やはり4回戦目で早々に負けるわけにはいかない。勝ち。
と思ったら右からはどこかのお店の制服を着た店長らしき男性。 さらに、私立校の帰りか?若さ溢れる小学生。
連続で掛かってくるとは卑怯だ!と思いつつも、股関節と肩甲骨をフル活用させて、腸腰筋とハムストリングスを弾ませるように使う僕の歩きに勝てるにはまだまだ修行が足りん。と、6連勝!!
最後は、ウマそうなニオイを振りまくドーナツを、おいしそうに食べながら歩いてくるオシャレな集団。
ドーナツが羨ましく、ヨダレを堪えながらも、股関節伸展運動を止めるわけには行かない。ヒヤッとさせられながらも、辛くも勝利!
と、痛みよりも“より見事な歩き”にフォーカスしている間に、痛みはほとんど消えていました。
次の日には、帰り道でダッシュしてたし、一件落着。
歩き方で、勝った負けたは、僕の勝手な判断と物語。
でも、心の中でひとつひとつ勝利を積み重ねているうちに、心も身体もその気になってくるから、さすが人間の機能です。
今回は“軽い怪我”だったからこんな気楽なことが言えるのかも知れませんが、今痛みを抱えている皆さんも、“より見事。”にフォーカスして、ポジティブな物語を心の中に作り出して過ごしてみませんか?
必ずカラダにも良い変化が起こると思います。
脳科学的にも間違いないみたい。
良い物語自慢を積み重ねていきましょう!
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